塔婆はどんなときに立てるもの?

一般的な仏教の寺院では、供養のために塔婆を立てることがあります。


故人の一周忌や三周忌供養などを行った際や新盆や初彼岸などの機会に、住職に依頼して用意してもらい、読経を行ったうえで立てるものです。


塔婆には故人が成仏するようにという願いを込め、故人へのメッセージを伝えるといった仏教の意味合いがあります。


通常、菩提寺の住職に依頼すると故人の戒名と立てる方の名前などを入れて供養を行い、お墓の後ろ側に立てかけます。


依頼だけすれば、いくらでも立ててくれるのではなく、1本につき、いくらという塔婆料が発生します。


費用はお寺によって異なり、一般的には1本3,000円~5,000円です。


故人と近しい立場の方や一家を代表する方などを中心にお願いするのが通例です。


もちろん、費用も発生することなので無理をしない範囲で用意してもらいましょう。