改葬が年々増え続けている理由

あまり聞きなれない改葬とは、納骨堂や墓地にある遺骨をほかのお墓に移動することをいいます。


最近は多くの人が改葬をしておりますが、昔ではあまり考えられないことです。


原因はいろいろとあります。


仕事を求めて田舎を出て都会で生活の基盤を築くと、両親のいる田舎には帰らなくなります。


田舎の両親が亡くなる、あるいは高齢となり同居や近くに住むようになると墓を管理する人がいなくなる場合があるのです。


子どもや孫に管理の負担をかけないために、墓じまいまたは永代供養墓にする人も多くいます。


昔は子だくさんの家庭が多く、一人っ子は少ないものでした。


しかし、最近は一人っ子同士の夫婦も多いです。


そのため、両家の先祖を一緒に供養する夫婦もいます。


高齢化や核家族化、少子化などで昔と違う生活スタイルや価値観から、昔のような先祖の供養の仕方が変わってきました。


どんなに社会が変わっても先祖を敬う気持ちは同じでありたいです。